KVM on ESXi 5.5

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VMware ESXi 5.5 の上で KVM を動作 (Nested Virtualization) させる方法について、要点だけまとめる。

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設定方法

vSphere Client で、仮想マシンのプロパティを以下の通り変更する。

  • ゲスト OS: その他、VMware ESXi 5.x
  • CPI/MMU 仮想化: Intel(R) VT-x/AMD-V(TM) を命令セット仮想化に使用し…
ゲスト OS の設定

ゲスト OS の設定

CPI/MMU 仮想化の設定

CPI/MMU 仮想化の設定

ESXi の sshd を有効化する。vSphere Client から、またはコンソールからの2種類の方法があるがどちらでも良い。前者なら下記のページが参考になる。

そして ESXi のゲスト (つまり KVM のホスト) で VT-x を有効にするために、vmx ファイルを編集する。ゲストが起動している場合は一旦 shutdown する。ESXi に ssh でログインして、該当の仮想マシンの vmx ファイル

/vmfs/volumes/datastore1/hoge/hoge.vmx

vhv.enable = "TRUE"

と追記する。

ESXi が自ホスト以外 (つまり KVM のゲスト) 宛てのパケットも受け取れるように、無差別モード (プロミスキャスモード) を有効にする。

プロミスキャスモード

プロミスキャスモード

ゲスト OS を起動してログインし、kvm_intel モジュールがロードされているか確認する。

$ lsmod | grep kvm
kvm_intel             138538  4
kvm                   431315  1 kvm_intel

これで使えるようになるはず。

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